近年、都市部や近郊の住宅地では、屋外型のゴルフ練習場が閉店するケースが増えており、練習をする環境が悪くなっています。
また気候変動による夏の暑さや、集中豪雨、冬の寒さなどが原因で練習に支障を来すケースが増えてきています。
一方インドアのゴルフ練習場は、機器の進化により、よりリアルな練習ができるようになっています。以前はインドア施設で練習しても、結局屋外施設で練習をしなければ役に立たないという様に言われていた時代もありましたが、状況は機器の精度向上により、かなり改善されています。
特にシミュレーション機器とスイングフォームを撮影する機器を併設している施設では、フォームのチェックをしながらリアルな感覚で練習ができますので、闇雲に多くの球を打つよりもより早く上達できるという声もよく聞くようになっています。
このようにわれわれシミュレーション機器を開発している会社にとって、ゴルフプレーヤーが一人でも多くなり、楽しみながら上達していただけることが何よりの喜びであり、目標でありますので、日々機器開発に精進し、よりリアルに楽しめるような商品を作っていきたいと思っております。
スポーツクラブやインドアゴルフスクールではシミュレーションゴルフやスイングアナライザーの導入が盛んになっています。
以前はゴルフケージだけの施設も多かったようですが、飽きずに練習してもらうことや、効率的なレッスンをするために、導入が進んでいるようです。
特に複数打席の大きな施設では、打席間の不公平感を作らないことや、レッスンカリキュラムを統一するためなどに同じ機器をすべての打席に設置するケースが増えております。
同じ機械を導入するメリットとしては、データの共有化により、スイングのデータをサーバーにアップしておくことにより、どの打席からでも自分のスイングや前回のレッスンを読み出しができることや、シミュレーションゴルフ機能としては打席間の対戦機能を付加することにより、複数打席で同時にラウンドプレーが行えたりすることです。レッスン以外のアミューズメントとしての価値も高まります。
毎週競技に出るようなトップアマから、自宅を新築するタイミングでゴルフルームを設けるゴルフマニア、診察に忙しく練習場に行く時間がとれないお医者様など、個人宅に導入する事例が増えています。
特に都市部や近郊の住宅街では、練習場へのアクセスが悪くなり、なかなか練習時間がとれないのが現状です。ゴルフをご自身のメインスポーツとして取り組んでいるアスリートゴルファーにとっては、練習環境がないのは死活問題です。
その状況を打破するために自宅にシミュレーションゴルフを導入するのは、最高の選択肢ですが、以前に比べ設備が簡素になっている現在では、導入するハードルはかなり低くなっています。
ガレージの一角を利用したり、巣立たれたお子様の部屋を改造したり、一定の空間さえあればどこにでもセットできるからです。
大手量販店にも数多くご使用いただいております。 ゴルフショップでは購入前のフィッティングが重視されており多数あるクラブから比較検討するには正確なデータが必要です。
最近ではボールの計測項目(初速、打ち出し角、スピン量等)等のほか、クラブの挙動計測(ブロー角 パス、ヒットポイント)など、より細かいデータを必要とする場合が増えています。また、候補クラブ同士の比較やお客様のクラブとの比較なども行うことからデータの保存や比較が行えることが必須となっております。
量販店は数多くのお客様を相手にしなければいけないことから、データが正確であることはもちろん、操作性の簡便さや、データがとれなかったなどの計測ミスがないことなどが問われます。
データは数値のデータが正確に出ればよいという要求もあることがありながら、お客様も打ちやすい環境で、本番に近い状態で試打をしたいという要望が高くなっており、プロジェクタやスクリーン等を設置して、シミュレーションゴルフの環境を整える施設も増えています。
既製品のクラブでは満足できない上級者を対象にしたプロショップやクラブ工房では、シャフトを交換したり、バランスを調整したりしてその人に合ったクラブフィッティングを行いますが、その際には、より詳細で正確なデータが必要になります。
ボールの計測データ以外にもヘッドの計測データとして、ブロー角 パス インパクト時のフェースアングル ヒットポイントなどのデータが必要とされます。
また上級者であればこそ、インパクトの意味合いを深く理解している事が多く、横からのインパクト映像に加えて、真上からの映像を撮るためカメラを追加している場合が多く見られます。また、ゴルフ工房やプロショップでは在籍プロがレッスンを行う場合などがあり、その際には、併せてフォーム解析システムを導入する場合も多いです。
屋外のゴルフ練習場は弾道がリアルに見られるため、弾道測定器を使用するケースはあまり多くはありません、その代わりスイングフォームを撮影する装置を導入する施設は相当数に上ります。
最近ではすべての打席にフォームチェックカメラを並べて営業している施設もありますが、カメラのクオリティーとしては朝夕の逆光条件や、夜間のナイターでの撮影などにすべて対応しなければいけませんので カメラのクオリティーが問われるところです。
特にそのような環境に適応するために一般的にはシャッターで明るさを調整しているカメラを使用するのがほとんどですが、そのため昼間はヘッドがよく見えるが夜になると画が流れて全く見えなくなってしまうというような状態で使用している例がほとんどです。
この状態を解決するためには、感度がよく、グローバルシャッターで、逆光に対応した逆光補正の機能がついていることが必須です。 また、ゴルフ練習場では傾斜の練習がやりにくいため、自動傾斜台を導入する施設も増えております。
ゴルフシミュレーターの設置や費用、サポートについてのよくあるご質問にお答えします。
3m(間口)×5m(奥行き)×2.8m(天井高)
程度の広さがあれば設置が可能です。
これはシミュレーションゴルフのサイズと言うよりも打席ブース(鳥かご)の最低サイズですが、これだけあれば、この中にシミュレーションゴルフを設置できます。
シミュレーションをやる場合の最低構成としては、
スイングベターPRIZM(¥748,000(税抜¥680,000))とパソコンさえあれば練習やコースラウンド(5コース)、コース練習などが行えます。(ゴルフネット等は含まれません。)
その他必要に応じてプロジェクターやスクリーン、追加コース、スイングフォームアナライザーなど、が増設可能です。
PRIZMは使用可能です。(PLESIOは使用できません。)
ただ、PRIZMもバッテリーは内蔵しておりませんので、電源が必要です。
電源をご用意いただけない場合は、オプションでバッテリー(¥30,800(税抜¥28,000))を使用することができます。(3~4時間充電で3時間程度使用が可能です。)
可能です。
PRIZM ないしは PLESIO本体を、左打者の前にセットして、左用のキャリブレーションを行い、ソフトウェアの設定画面から左打ちに設定変更すれば、使用することが可能です。
一度キャリブレーションをすれば、そのデータは記録されますので、毎回キャリブレーションを行う必要はありません。
すべて日本製で、ディテクトで開発、製造された製品です。
元々カメラメーカーであるディテクトが、自社製品の高速カメラを使用して開発した商品です。
従いまして、すべての電子基板やモジュールを開発 製造しておりますので、万が一故障や修理の際も、パーツレベルから交換対応が行えます。
普段お使いいただいていますコースボールを使用することが可能です。
練習場用のボールでも使用できますが、その際は飛距離が落ちますので、パラメータで飛距離を調整することが可能です。
スピンを正確に計りたいときは、ボールに2点マーキングする必要があります。
添付されている油性マジックでマニュアルに沿って2点書いていただければOKです。
マジックは顔料というタイプを選んでいただければ、市販の製品でも使用可能です。
ゴルフシミュレーター・ゴルフ関連製品は動画でマニュアルをご確認いただけます。詳しくは下記ページにてご覧ください。