SMAS

【新カメラ対応でシステム一新】
国産唯一のCASAシステム
安心して使えます
男性不妊治療の指針決定のサポートから毒性試験まで顕微鏡に精液検体をセットし簡単操作で自動解析
WHO基準にも準拠対応
精子運動解析システム
SMAS
《 2016年4月 SMAS 特設サイトをご用意いたしました。特設サイトは こちら をご覧ください 。》
《 高精細デジタルカメラ採用で、システムを一新。更に高精度に、更に使いやすくなりました。》
精子運動解析システム SMAS(Sperm Motility Analysis System)は、不妊症の大きなファクターである精子の数と運動量を、高精細カメラと最新鋭のソフトウェアアルゴリズムで自動解析する国産唯一のCASAシステムです。
培養士による検査・計測には時間と労力が掛かり、また個人差、熟練度によって検査結果がばらつくという課題が有りました。
SMASはこれらをスマートに解決、患者様と直接コンタクトされる現場向きのシステムは大変に御好評です。
人は「視覚」の生き物ですので、画像を有効に使うことでスムーズなコンサルティングが可能となります。
ランニングコストについても試薬による判定ではこの負担が課題でしたが、SMASでは画像式なのでランニングコストもほとんどかかりません。
チャンバーもマクラーチャンバー対応です。
検体を顕微鏡にセットし、スイッチひとつで計測開始。
以下のような検査項目結果を瞬時に表示します。
- 運動精子数
- 不動精子数
- 精子濃度
- 直線速度
- 曲線速度
- 頭部振幅
- 頭部振動数
WHO精液検査標準化ガイドライン対応し、見やすいグラフ表示を含んだデータシート印刷で患者様とのカウンセリングを強力にサポートします。
最適な測定用チャンバー(12μm)や位相差顕微鏡などのご提案も含めて、カスタマイズやシステム提案についても対応しています。
畜産分野でも活躍中です。
動物ごとに画像処理パラメータを最適化しています。
【医療業許可番号 13BZ006277】
製品特長
「SMAS」 国内、唯一のCASAシステム

運動する精子を自動追尾し運動精子の数・移動軌跡・不動精子との判別・各種運動性など、数多くの計測結果が正確かつ短時間に表示、出力できます。
運動精子と不動精子の判別を自動で行います。
運動精子と不動精子の総量・濃度・運動率を短時間で正確に計測が可能です。
精子運動解析装置システム「SMAS」の機能

精子計測 - 動体精子と不動精子の識別
顕微鏡の映像をソフト画面に表示された目安となるサンプル画像と同じ明るさにセットし、あとは撮影、解析のボタンを押すだけです。短時間で結果が表示されます。
高精細デジタルカメラ採用で解像度従来品「2倍」となり尾部まで可視化できます。
独自のアルゴリズムにより不動精子と運動精子を自動で選別し、運動精子に関しては約1秒間の挙動を各個体すべてを追尾します。(約5,000個)
1つの試料に対し制限なく視野数を設定でき、チャンバー内の測定視野のばらつきによる誤差を軽減することができます。
結果表示

計測結果は撮影後、動画と数値データをすぐにモニター表示で確認できる他、画面切り替えにより数値データの詳細を表示することができます。
個体運動性の解析機能を向上させ、精子一匹ごとの詳細計測も可能になりました。
解析・グラフ表示

計測した各精子の軌跡データを元に、精子総数、運動精子数、不動精子数、他解析項目を算出します。
また計測結果をヒストグラムで表示できる他、WHOに準拠した4段階・3段階のグラフ表示にも対応しています。
レポート機能 御院オリジナルのレポートが自動的に完成

計測解析結果は提出用レポートとして印刷することができます。
データとしては軌跡表示画像1枚と結果のグラフ2種類、計測結果 5シーン分でA4で印刷可能です。
また病院名を設定し、併せて印刷することも可能です。
製品スペック
精子運動解析装置システムで得られる解析項目
- 運動精子数、不動精子数、解析精子数(運動精子数+不動精子数)
- 精子濃度(百万/ml)
- 総精子数(百万 精子濃度×精液量)
- 精子運動率(%)
- 運動精子濃度(百万/ml)、総運動精子数(百万)
- 直線速度(Straight-line Velocity (VSL)μm/秒)
- 曲線速度(CurvilinearVelocity (VCL)μm/秒)
- 平均速度(Average Path Velocity(VAP)μm/秒)
- 直進性(Linearity (LIN) 直線速度/曲線速度)
- 直線性(Straightness(STR) 直線速度/平均速度)
- 頭部振幅(Amplitude of lateral head displacement (ALH)μm)
- 頭部振動数(Beat-cross Frequency(BCF)Hz)
精子運動解析システムの構成
- SMAS本体(キーボード・マウス付)
- 19インチ液晶ディスプレイ
- 高精細CMOSデジタルカメラ(ケーブル付)
従来カメラと比べて有効画素数が約16倍になりました。
視野は約4倍になり、広いエリアを一気に観察が可能になりました。
解像度は2倍になり、精子の尾部を判定が可能になりました。 - 精子運動解析ソフト(本体にインストール済)
※顕微鏡、CCDカメラ用Cマウントアダプタは含まれておりません。
オプション
- 顕微鏡はシステムにマッチした低価格の顕微鏡をご用意しておりますが、お手持ちの顕微鏡でもアタッチメントなど準備できればご使用いただけます。
- 測定用チャンバーは、専用のものを用意しています。チャンバーの厚みは12μmに設定されており、精子の運動を計測するのに理想的な厚みとなっています。