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Formbuilder Inspector

Formbuilder専用

計測もできる3Dスキャンソフトウェア(別売)

3Dスキャンソフトウェア
Formbuilder Inspector

撮って、重ねて、測る。ひとつの画面で。

 

Formbuilder Inspector は、3Dスキャナー Formbuilder のためのスキャンソフトウェアです。

スキャンしたその場で、CAD との比較や寸法の計測まで行えます。スキャナーの校正から、点群の合成、CAD との差の可視化、寸法・幾何公差の計測、検査成績書の作成、同じ部品の繰り返し検査、3D プリント用データの作成まで。画面上部に工程の順で並んだタブを左から進めるだけで、現物の確認が完結します。

スキャンデータと CAD の差をカラーマップで表示した部品

Formbuilder Inspectorの特長

・スキャンから検査まで、ひとつのソフトで

校正・スキャン・後処理・CAD 比較・計測・成績書の出力までを 1 本で。ソフトを行き来する必要がありません。

 

・工程順のタブで、迷わない

ホーム画面から工程を選ぶだけ。初めての方向けに、次に押すボタンを案内するチュートリアルもあります。

 

・CAD との差が、色でひと目でわかる

ボタン一つの自動位置合わせ。ずれ量をカラーマップ・数値・ヒストグラムで確認できます。

 

・三次元測定機のような計測を、スキャンデータで(β) 

距離・角度・円・平面度に加え、平行度・直角度・位置度などの幾何公差を、設計値と許容差で OK / NG 判定。

 

・結果は検査成績書(PDF)に(β) 

総合判定と、図に吹き出し番号を付けた計測結果を A4 縦の成績書で出力します。

 

・同じ部品を、何個でも自動で(β) 

1 個目の計測を保存すれば、次の個体を自動で位置合わせして同じ計測。傾向をグラフで管理できます。

 

・スキャンデータを、そのまま 3D プリントへ(β) 

穴ふさぎ・厚み付け・分割・中空化など、印刷できる形への修正を同じソフトで行えます。

 

・9 言語に対応 

日本語・English・中文・한국어・ไทย・Tiếng Việt・Español・Deutsch・Français。海外拠点でも同じ手順で使えます。

 

・スキャナーがなくても使える 

比較・計測・3D プリントは、お手持ちの CAD・STL・PLY・OBJ データだけでも利用できます。

作業の流れ

画面上部のタブが、そのまま作業の順番です。前の工程へ戻っても、撮ったスキャンは残ります。

 

工程(タブ)

できること
① Cal・精度確認 校正板によるキャリブレーション。ブロックゲージで精度を確認し、履歴と統計を保存
② スキャン レーザー強度やモードを設定してスキャン。続けて複数方向をスキャン
③ 後処理 台や不要な点の削除、複数スキャンの自動合成、マーカー跡の修正、メッシュ化
④ 比較 CAD(STEP / IGES)や STL と自動で位置合わせし、ずれ量をカラーマップで表示
⑤ 計測 3D 上のクリックで距離・角度・円・穴・断面・肉厚を計測。幾何公差と合否判定は β
⑥ 2D 図面比較 β 3D データの投影図・断面を DXF 図面に重ねて、ずれを確認
⑦ 3D プリント β 印刷できる形かを自動チェックし、修正して STL / 3MF で保存
⑧ 傾向管理 β 同じ部品を何個も測り、表とグラフで OK / 警告 / NG を確認

Formbuilder Inspector のホーム画面

主な機能

① Cal・精度確認 ― 校正と精度の「見える化」

 

校正板を使ったキャリブレーションを、画面の段階表示に沿って進められます。校正データは作業フォルダに自動で保存されます。
精度確認では、ブロックゲージをスキャンして寸法を計測し、基準寸法との差と許容差の合否を表示します。結果は履歴として蓄積され、同じ条件の繰り返しスキャンから平均・ばらつきなどの統計を自動で計算。CSV に出力して、社内の精度管理記録にそのまま使えます。

ブロックゲージによる精度確認と検証履歴の画面

②スキャン

 

Formbuilder をソフトから直接制御します。レーザー強度を設定し、単線・複数ライン・平行線・マーカーの各モードでスキャン。「続けて次のスキャン」で裏面や別方向を追加でき、そのまま後処理の合成へ進めます。

接続や起動でトラブルが起きたときは、画面にエラーの内容と対処方法を表示します。サポート窓口へ送る診断ログも、メニューから保存できます。

➂後処理 ー 合成とメッシュ化

 

・台(一番大きな平面)や孤立点を自動で選んで削除

・表/裏など複数方向のスキャンを、形状とマーカーから自動で合成

・マーカー跡の自動補修、メッシュ化、STL / PLY / OBJ での保存

・削除や修正は「元に戻す」(Ctrl+Z)で 1 つ前に戻せます(β)

表と裏の 2 つのスキャンを合成する画面

④比較 ー CADとの差を色で見つける

 

CAD とスキャンデータを読み込み、「自動フィット」を押すだけで位置合わせ。座標系が違うデータでも合わせられます。ずれ量は、外側(出っ張り)を暖色、内側(へこみ)を寒色で表示します。

 

・位置合わせ 自動フィット、N 点合わせ、ベストフィット、CAD の面を基準にしたフィット

・許容差の即時反映 カラー範囲・許容差を動かすと、色・ヒストグラム・統計がすぐ更新。許容内をグレーにして、はみ出しだけを強調

・吹き出し注記 クリックした点の偏差を引き出し線付きで表示。最大・最小の位置へ自動で付与

・出力 画像・色付き PLY・位置合わせ後の STL・CSV・PDF レポート

CAD との比較結果をカラーマップで表示した画面

⑤計測 ー 3Dも断面も、クリックで

 

ツールを選んで 3D 上をクリックするだけ。クリックした付近の平面・円筒・球を自動で当てはめ、直径・中心・軸などを計算します。設計値と上下の許容差を入れると、OK / NG を判定します(β)。

 

分類 主な計測項目
基本 点座標/2 点距離/3 点角度/3 点円/球/面偏差(点)
平面 平面・面偏差(平面度)/2 面の距離/2 面の角度
穴・軸 円筒・穴/円すい(β)/穴中心間距離/穴軸と面/深さ別の穴径/2 穴の中点(β)/PCD(穴の配置円)(β)
構成要素(β) 稜線(2 面の交線)/角(3 面の交点)/中央面(対称面)。鈍った角も理論上の位置で測れます
幾何公差(β) 平行度/直角度/傾斜度/同軸度/位置度/全振れ/対称度。データムを指定して評価
当てはめ方(β) 最小二乗/最大内接/最小外接/最小領域
断面(2D)

X・Y・Z 軸や任意の向きで輪切り。距離/R・円/直線/角度/偏差。

直線・円弧の自動判定、交点・段差・ピッチ・山谷・長さ・面積(β)

肉厚・面積 点の肉厚/肉厚マップ(全体の肉厚を色で表示)/表面積・体積

目的ごとに並んだ計測ツールの一覧

3D 上の距離・平面度・平行度の計測と、その断面の 2D 表示

設計値と許容差で OK / NG を判定した計測結果の表

検査成績書(PDF)(β)

 

計測結果を、A4縦の検査成績書として出力します。1 ページ目に総合判定(合格/不合格/判定保留)と計測の概要、図に吹き出し番号を付けた計測結果。形状比較のカラーマップ・ヒストグラム・統計のページも同じ体裁でまとめます。

総合判定と吹き出し番号付きの図を載せた検査成績書 

計測プロジェクトと傾向管理(β)

 

1個目の部品で行った計測(位置・設定・公差)を「計測プロジェクト」として保存すると、別の個体のスキャンを自動で位置合わせし、同じ計測を行います。

傾向管理タブでは、計測プロジェクトとスキャンを 1 つのフォルダに入れて選ぶだけで、まとめて計測。サンプル × 計測項目の表と項目ごとの推移グラフで、公差の外は NG、警告の上下の外は「警告」と色分けして表示します。平均・ばらつき・Cp・Cpk も計算でき、結果は CSV に出力できます。

同じ部品 6 個の計測結果を表とグラフで示した傾向管理画面

⑥2D図面比較(β)

 

3D データの投影図や断面を、DXF 図面に重ねてずれを確認できます。

⑦ 3D プリント(β)― スキャンデータを「印刷できる形」に

 

スキャンしたデータは、開いた縁や裏返った面があるため、そのままではスライサーで正しく印刷できないことがあります。3D プリントタブでは、データを読み込むだけで問題点を自動でチェックし、画面の案内に沿って修正できます。元のスキャンデータは書き換えません。

 

・印刷できるかの自動チェック 開いた縁・面の裏返り・かたまりの数・薄すぎる所・造形範囲に入るかを確認し、直し方を案内

・形を整える 孤立したかたまりの削除、穴ふさぎ、厚み付け(開いた面を立体に)、包み直し

・配置・軽量化 広い平面を下にして造形台に置く、拡大・縮小、三角形の削減。造形台と 10 mm の目盛りを表示

・薄さ/サポート/分割/中空 薄い所とサポートが要る面を色で表示。分割、2 つの断面の間だけを残す、中空化と排出穴

・保存 STL / 3MF 形式

造形台に置いて開いた縁を表示した 3D プリント画面

Ver1.1 の主な新機能

バージョン 内容
Ver1.1.0 ・精度確認:検証履歴の保存と繰り返し統計、CSV 出力
・計測:2 面の距離・角度、穴中心間距離、穴軸と面、深さ別の穴径
・3D プリントタブ(β)
Ver1.1.1 ・スキャナーのエラー内容と対処方法を画面に表示、診断ログの保存
・複数台のスキャナーをお使いの環境での起動に対応
Ver1.1.2〜1.1.3

・計測の充実(β):構成要素・円すい・幾何公差・当てはめ方の選択・断面の自動解析・設計値と許容差による合否判定
・計測プロジェクト(別の個体を自動で計測)と傾向管理タブ(β)
・検査成績書(PDF)(β)
・3D プリント:造形台と目盛りの表示、2 つの断面の間を残す切り出し(β)
・ドイツ語・フランス語に対応(9 言語)

Ver1.1.4〜1.1.5 ・「元に戻す」(Ctrl+Z):後処理の削除・修正、3D プリントの加工を 1 つ前に戻せる(β)
・PDF の偏差カラーバーの目盛り・単位を見やすく
・スキャン後のデータ受け渡しの安定化、応答しなくなったときも確実に終了
・必要なランタイムをインストール時に必ず導入

主な適用用途

・試作品の形状確認 CAD との差を色で把握し、修正箇所を設計へフィードバック

・治具・金型の現物照合 穴位置・穴径・面の距離や角度のずれを確認

・鋳物・成形品の検査 加工前後の形状をチェックし、成績書で報告

・同じ部品の繰り返し検査(β) 1 個目の計測を保存して、次の個体を自動で測り、傾向を管理

・現物からの 3D プリント(β) スキャンした部品の複製、治具・カバーの試作

ソフトウェア仕様

項目 内容
製品名 Formbuilder Inspector
バージョン Ver1.1.5(2026 年 10 月現在)
提供形態

別売(Formbuilder 本体とは別にお求めいただけます)。

価格はお問い合わせください。

対応スキャナー

Formbuilder シリーズ

EXTR(EXTR-One / EXTR-22 / EXTR 30 PRO / EXTR22 Max)

NOVA(NOVA-15 / NOVA-15 MAX)

SHARP(Sharp-14 / Sharp-22 / Sharp-22 Max)

Star X(Star X / StarX-Pro)

HILAND(Hiland-800)
対応OS Windows 64 bit(Formbuilder 本体の動作環境に準じます)
推奨PC

Formbuilder 本体の推奨 PC に準じます。

読み込み

参照データ:STEP / IGES / STL / PLY / OBJ

測定データ:STL / PLY / OBJ

図面:DXF(β)
書き出し STL / PLY / OBJ、3MF(β)、画像、CSV、検査成績書 PDF(β)、計測プロジェクト
表示言語 日本語・English・中文・한국어・ไทย・Tiếng Việt・Español・Deutsch・Français
ライセンス ライセンスファイル+USB キー

※比較・計測・3D プリント(β)は、スキャナーを接続しなくても既存のデータで利用できます。

※ 「β」は試験機能です。表示や機能は提供時に異なる場合があります。

※掲載画面のスキャンデータは説明用のサンプルです。偏差・計測値は説明用で、実測の誤差ではありません。

※掲載内容は 2026 年 10 月時点(Ver1.1.5)のもので、改良のため予告なく変更することがあります。

対応スキャナー

Formbuilder Inspector は、EXTR・NOVA・SHARP・Star X・HILAND の各シリーズに対応しています。

各機種の仕様は Formbuilder製品ページをご覧ください。

導入のご相談・デモのご依頼

お手持ちのワークで、スキャンから CAD 比較・計測・検査成績書の作成までをご覧いただけます。

お気軽にお問い合わせください。

 

TEL 03-5457-1212 受付時間 9:30~18:00(平日)

3Dスキャナー

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