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HASシリーズと研究開発・実験

ハイスピードカメラは、大学や民間企業・官庁の研究機関での研究や開発、とりわけ実験の現場で多数使われていて、そこから得られる新しい知見がそれぞれの研究開発の前進に寄与しています。自動車の衝突実験で、ダミー人形が激しく動きエアバッグやシートベルトがその身体を守る様子などは、馴染みが有ると思います。たとえば、自動車をはじめとする輸送機の分野は、ハイスピードカメラが活躍する最も大きな分野のひとつです。「自動車を速く走らせたい」「自動車を安全にしたい」「自動車を快適にしたい」「自動車を脱炭素化したい」など、開発のテーマは次々と移ろい研究のテーマは尽きることがありません。そのあらゆる位相において、ハイスピードカメラは使われてきました。

 

ハイスピードカメラにおいては、内燃機関・機械系に限らずあらゆる動くものが対象なので、建築土木・化学材料・電気電子・医学生物・人間工学スポーツなど、思いつく研究分野全てで活躍しているとも言えます。一見無関係と思われる計算や理論が中心の研究分野においても、シミュレーションとモデル化においては実体の有るものを観察する場面で、ハイスピードカメラの出番が有ります。また、ハイスピードカメラは速いものをゆっくり見せるものなので、一般に想起される撮影対象としては、ロケットや爆発・エンジンの回転など「速い」とイメージされるものが多いと思われます。しかし、人びとがゆっくり動いていると思っているものであっても、その動きをより細かい時間の刻みにおいて分析することは実は多いですし、さらに顕微鏡観察など極小空間においては視野に対する移動体の相対速度が速いことで、ハイスピードカメラの情報が貴重であることもございます。

ハイスピードカメラ(高速度カメラ)

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